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津島市立図書館・藤原更展開催中

2024年12月26日

以下津島市立図書館より

「藤原更 Sarah Fujiwara 展覧会/津島市立図書館」は、津島市出身の世界で活躍する現代美術家 藤原更氏の作品を紹介する展覧会です。

 藤原は豊かな水と緑の自然溢れるこの津島市に生まれ育ちました。ドキュメンタリー写真が最初に評価され、美術館のコレクションとなった後、コマーシャルフォトグラフの分野で活躍をしながら、写真を使った独特の表現を確立してゆきます。2000年以降はフランスにおいて招待作家として展覧会が幾度となく開催され、東京、ニューヨークなどでも展覧会が開催されるようになります。そして「PHOTO(光) GRAPH(描く)」”光で描く”という語彙をもとに写真の可能性をさらに拡張した、新しい美術作品としての評価を得てきました。

 今回は花の代表作の中から、記録写真と”記憶”の違いに着目をし独自の手法で制作を続ける芥子のシリーズ “Melting Petals” 、2014年フランスのフォトフェスティバルに置いて絶賛を浴びた、時間・光によって見え方が変化する薔薇のシリーズの一部をご覧いただきます。”La vie en rose” 「薔薇色の人生」とはみなさんにとって何色なのでしょう。入り口の展示スペース・図書館内空間をフルに活用し、その世界観を現します。藤原更の作品を介して、その先に広がる懐かしい “今” を是非お愉しみください。